漫画「花もて語れ」
こんばんは。ひでやんです。
ここんとこ、やたらと腰が痛い
使いすぎか?
…相手もいないのに(笑)
や か ま し い わ 。
寂しさこじらせて、一人上手に拍車が掛かります
夜のほうもね(笑)
や か ま(以下略)。
さて、今日は漫画のお話。
「花もて語れ」片山ユキオ
上京したての新社会人・佐倉ハナは不器用で人見知りな性格が災いし、入社早々失敗の連続で落ち込んでいた。
ある日、ひょんなことから朗読教室に通うようになり、ハナはその豊かな想像力を持って「想い」を伝える朗読にのめり込んでいく…。
なんと、「朗読」をテーマにした漫画とは!
その一点のみで手に取ったんですが、コレがなかなかしっかりと描かれていまして。
朗読なんて、学生の時に授業でやった位で別に興味は無かったんですが、この漫画では実際に日本の朗読会に精通されている方が原案協力なされていて、朗読における表現技法等を細かく描かれています。
時に、それが重くも感じてしまいがちではありますが、それ以上に登場人物達のキャラクターが皆一様に魅力的。
特に主人公のハナと、親友であり朗読(と恋愛)のライバル・満里子の二人は性格も才能も真逆。
ぶつかったり支えあったりしながら、それぞれコンプレックスを乗り越えていきます。
まぁ、出てくる人がみんなコンプレックス抱えまくりなのですが(笑)
個人的には、物語終盤に出てくる「五十土(いかづち)園子」というキャラクターが好きです。
彼女がコンクールで選んだ朗読作品と、そこに込められた想いが…
まぁ…非常に重いのですが…読んでいて、ものすごく胸が苦しくなる。
不覚にも、漫画で泣いてしまいました(笑)
全13巻と、コンパクトな割には読み応えは充分です。
序盤の「お世辞にも上手とは言えない(笑)作画」さえ気にしなければ、楽しめるかと思います。(中盤から絵柄は安定します)
簡単なようで、なんとも奥深い朗読の世界を、是非とも味わって下さい!
わし、朗読したことないけど。(笑)
今日の一曲
夢/柴田淳
"気まぐれでもいい 愛してると嘘をついて"
「愛の110番」っていう昼ドラの主題歌でした。
いや、ドラマはハートフルコメディだったんですが、歌が重い。(笑)