オリジナル曲『うなぎ』について。その2
ひでやんです。
昨日に引き続き
オリジナル曲『うなぎ』についてのセルフ解説です
この曲は『タイトル先』
作ったのが2・3年前で、その頃は自分史上最も『タイトル先』にハマっていた(或いはおもねっていた)時期で
なんか"インパクトのあるタイトルでなければいけない"みたいな観念に飲まれ、迷走していた事を思い出します
『うなぎ』と名付けたからには、元気が出る夏の歌になるように
語感のアクセントによる、サビの勢いを意識しました
(1A)紫陽花といえば、雨に濡れた紫を連想する事から、なんとなくセクシーなイメージで
『紫陽花色のシャツを着た』とは、セクシーさ・妖艶さ・上品なエロスを孕んだあなたの意
そんなあなたの最もセクシーな部分『項(うなじ)』を見つめて
(1B)それでも(色んな意味で)ピクリとも反応しない僕は
自分自身、これではダメだと一念発起し己を奮い立たせ
その為に、うなぎを欲します
(1サビ)はまんま、『うなぎ=幸せ』です
(2A・B)『マーブル色の〜日々の中』では
人生は幸も不幸も入り交じり、それぞれを幾度も繰り返しながら生きていくことが
まるで終わりの見えない迷路のように感じ
(2B)様々なものを失い、諦め、妥協しながらでも、生きていかなければならない事実に、うちひしがれてしまいます
(Cメロ)
イ ノ キ で す
(ラストサビ)は2回転
掴んだつもりの幸せがヌルリと逃げていく(1サビ)のを教訓に
うなぎの棲息地よろしく、暗い夜の泥に身を鎮めているような世の中だけど
あなたとさえいれば、どんなことがあっても幸せでいられるよ
という
書き出しからは、到底思い及ばないラブソングな展開に、作り手も驚きを隠せません(笑)
今自分は腑抜けだなー、コレではイカンなー、と思ったら
空元気でも元気出せば、案外元気になれる時もあります
すぐ近くにある幸せを、逃さず掴めたらいいですね。
今日の一曲
戦いの矛盾/熊木杏里
"小さな足場をのぼり切るには 私は満たされ過ぎている"
大半がそうかもしれない。