自称SSWモドキひでやんの妄言集2~中まで生焼け~

和歌山県在住。自称シンガーソングライター兼バンド「フレッカパンジー」のボーカル。食べてる時は幸せ。おなかがすくと不機嫌。音楽活動の告知及び天国と地獄が観覧車のようなペースで訪れる平凡な日々をひっそりとまとめる。

映画「ママの愛したラブソング」

サミュエル・L・ジャクソンってたまに言いたくなる。
ひでやんです。

今日は映画の話。



「ママの愛したラブソング」


絶縁状態にあった母親が亡くなり、遺産として家を相続した少女・パーシー。
だが、その家には母親の知り合いでアル中の元文学部教授・ボビーとその弟子・ローソンの二人が住んでいた。
退去しないと言い張る二人と、この町で歌手をしていた母親の事を知りたいと思ったパーシーは、酒と文学と音楽に囲まれた奇妙な同居生活を始める…。


主役のパーシーをスカーレット・ヨハンソンが、ボビーをジョン・トラボルタが演じます。
もう、この二人のPVと思って頂いても構いません、というぐらい素晴らしい演技。


スカーレット・ヨハンソンはビジュアルもほぼ全盛期でしたが、あの生意気そうな顔と悪態ばかりつくセリフ、時折見せる弱々しい表情とのギャップが観るものを引き込みます。


トラボルタは、くたびれた中年なのにカッコイイ。
「ヘアスプレー」の時のママも良かったが(笑)
劇中で詞を諳じる時に一瞬で目が変わる。
あの表現力が、元文学部教授という設定に説得力を持たせています。


ストーリーは可もなく不可もなく。
死んで尚も娘や周りを振り回す母親のせいでパーシーはまぁまぁ可哀想なんですが、過去のコンプレックスを解消し希望を持って前に進む、という王道パターンなので、めでたしめでたしかな?と。


鑑賞設定のオススメは、日本語吹き替え&字幕表示。
邪道かも知れませんが、劇中に出てくる詞の意味がしっかり分かるほうが、映画全体を楽しめると思います。



ハーゲンダッツの「安納芋のタルト味」が気になりすぎて、今夜も眠れない…。



今日の一曲

誰にだってシンデレラストーリー/片平里菜

"わたしなんか わたしなんかって もうやめにして
わたしだって わたしだって 主役になって歩いてみたいだけ"

0時過ぎたらボロが出る。
アタイのことですか?