国際交流の壁を腹這いでよじ登る。
ひでやんです。
〜昨日の続き〜
どうしよう
恐らく中学1年ぐらいで習うであろう"国"という英単語が
逆さに振っても出てこない
しかし
車中に漂うこの沈黙を、なんとしても打破したい
その一心で、私は意を決して口を開きました
私「国…エ〜、ア〜…ドコカラキマシタ?」
…インド人もビックリの片言である
一応言っておくが
こう見えて私は日本人である
(どう見えてると思ってるのかはさておき)
漫画じゃあるまいし
「そんな片言の日本語使う外国人なんかおらんやろ〜」
と、常日頃思っていましたが
人間、追い込まれると自分でも思いもよらない言動を取ってしまうものだと
この時、身をもって知りました
とにかく、日本人でありながらゾマホンばりの片言エセ日本語で出身国を訊くという自らの愚行に
(穴があったら入るから、もういっそ埋めてください…)
と、一人悶絶していると
パツキン女子「Oh、デンマーク!」
通 じ た で !
おじさん、思わずダブルガッツポーズ
(運転中はハンドルから手を離さないでください)
さすが一人旅をしているだけあって
簡単なヒアリングは出来るみたいです
味をシメた私は、今度は年齢を訊いてみることに
(初対面のレディーに対してとても失礼にあたります)
私「How old are you?」
言 え た や ん !
感動の瞬間です
ウルルンで言うところの「別れの朝」のテンション
そんな感じで一人悦に入っていると
デンマーク女子「Oh、ニジュウイッサイデス!」
…お前、日本語かい。
せっかく頑張って英語で訊いたのに…
しかも、さっきのワシより流暢な片言やんけ
…おかしなイエローモンキーとパツキンロング三蔵法師の、白浜を目指すカオスな旅はもう少し続きます。
今日の一曲
プライマル。/The Yellow Monkey
"紅塗った君がなんか 大人のように笑うんだ"
日本語って難しい。
そう思いました。(小並感)