自称SSWモドキひでやんの妄言集2~中まで生焼け~

和歌山県在住。自称シンガーソングライター兼バンド「フレッカパンジー」のボーカル。食べてる時は幸せ。おなかがすくと不機嫌。音楽活動の告知及び天国と地獄が観覧車のようなペースで訪れる平凡な日々をひっそりとまとめる。

友達を全力で蹴りとばす翼くん。

ひでやんです。



ジャイアン』ってすごい

日本一有名なガキ大将と言っても過言ではない、この少年

名を、『剛田 武』という

あだ名は『ジャイアン

ジャイアント』ではない

恐らく、身体がデカい、という点から付けられたであろうこのあだ名

何故『ジャイアント』ではないのだろう



彼等は小学四年生の設定だ

とすれば、単純にデカイ→巨人→ジャイアントとなるのが普通のハズ

たがしかし

不思議と『ジャイアン』のほうが、『ジャイアント』よりもガキ大将感があるような気がする

ジャイアント』だと、気は優しくて力持ちみたいだ

それに比べて、この『ジャイアン』という、なんとも悪そうな響き

同級生であろう命名者のネーミングセンスには脱帽である

問題は

この『ジャイアン』という不名誉極まりないあだ名を、当の本人が許容していることである



考えてみよう

小学四年生が、身体的特徴に侮蔑と嘲りを込めて作られたあだ名で呼ばれたら

怒るハズである

めちゃくちゃキレるだろう

ひょっとしたら泣くかもしれない

しかも複数人からそんなあだ名で呼ばれたら

最悪、不登校もあり得る話だ

しかし

この男、剛田武につき

傷付いたり、逆上するどころか

「おう、なんだのび太!」

なんて調子で、平然と受け止めてしまう

その懐の深さといったら計り知れない



彼はとても妹思いである事でも有名だ

仲間がピンチの時には、いの一番に駆け付け

己の危険も省みず助けようとする一面もある

まさに、男の中の男である



そんな彼の事だから

たかがあだ名程度でゴチャゴチャ言うような、男を下げるような真似はしないのだろう



「お前のものは、俺のもの。」

一見横暴にも聞こえるこの言葉の裏には

『人類皆兄弟、友達、仲間、ファミリーだ』

という、世界平和にも通ずる彼なりのメッセージが込められているのかもしれない



剛田 武、小学四年生

通称『ジャイアン

彼は





と ん で も な い デ ベ ソ の 持 ち 主 で も あ る 。



今日の一曲

ボクノート/スキマスイッチ

"この声が枯れるまで歌い続けて 君に降る悲しみなんか晴らせればいい"

まぁ、友達でもドツくんですけどね。